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サービス業の動向(統計データより)

【fjconsultants365日Blog:4,376投稿目】
~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

今年

サービス業が停滞。
今年のキーワードです。

サービス業といっても幅が広く、さまざまな産業があります。
今回はサービス業の傾向を統計データから見ていきたいと思います。

サービス産業動向調査

2020年10月分の『サービス産業動向調査』が公開されています。
調査は下記のような企業を対象として調査されています。

約38,000事業所・企業等(事業
所:約25,000、企業等:約13,000)を対象

https://www.stat.go.jp/data/mssi/kekka/pdf/m2010.pdf

前年同月比

前年同月比で比較するとサービス産業の売上高は
・5%の減少
になっています。

9月の前年同月比と比較すれば回復傾向にあります。
産業別では、『医療、福祉』が前年同月比ではプラスになっているのが特徴です。

1.サービス産業の売上高
▶ 月間売上高は、29.2兆円。前年同月比5.8%の減少
(9月の前年同月比(-11.3%)に比べ、5.5ポイント上昇)
増加: 「医療,福祉」
・減少: 「生活関連サービス業,娯楽業」「宿泊業,飲食サービス業」など8産業

https://www.stat.go.jp/data/mssi/kekka/pdf/m2010.pdf

産業別で売上高:前年同月比マイナスになっている8産業のうちマイナス幅が大きいのは(-10%超)

  • 生活関連サービス業,娯楽業:-17%
  • 宿泊業,飲食サービス業:-14%
  • 運輸業,郵便業:-11%

の3産業。
サービス業が今年ダメージが大きいと言われていますが、この3産業に集中しているのがわかります。

具体的な産業

この3産業を具体的に見ていくと

・洗濯・理容・美容・浴場業、その他の生活関連サービス業、娯楽業

・宿泊業、飲食店、持ち帰り・配達飲食サービス業

・鉄道業、道路旅客運送業、道路貨物運送業、水運業、倉庫業、運輸に附帯するサービス業、航空運輸業、郵便業


となっており、どの産業がマイナスになっているのかイメージできます。

実際の金額では

もっともマイナス幅が大きい『生活関連サービス業,娯楽業』を実際の売り上げ金額から見ると

生活関連サービス業,娯楽業
2019年10月3.57兆円
2020年10月2.95兆円
https://www.stat.go.jp/data/mssi/kekka/pdf/m2010.pdf

と6200億円のマイナス。
詳細に見ると下記になります。↓

洗濯・理容・美容・浴場業娯楽業その他の生活関連サービス業
2019年10月4470億円2.28兆円8450億円
2020年10月4186億円2.05兆円4834億円
-284億円-2300億円-3616億円
https://www.stat.go.jp/data/mssi/kekka/pdf/m2010.pdf

その他の生活関連サービス業』のマイナスが大きいですが、この中には、旅行業が含まれているからです。↓

旅行業 / 衣服裁縫修理業 / 物品預り業 / 火葬・墓地管理業 /
冠婚葬祭業

その他の生活関連サービス業

まとめ

理容・美容の産業は大きく減少していないのは聞いていたので、統計データにも同じ結果が出ているのがわかります。

この内容でサービス業の中でも、特にマイナスが出ている産業が理解できると思います。

特に、旅行・娯楽・飲食に関する産業にマイナスが出ています。
11月以降のデータも気になるところなので今後も注視していきます。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/