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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
びっくり予想とは
不確実な時期になりました。
将来予測が幅の広い内容になりつつあります。
この中で様々な予想をするのですが、『びっくり予想』をあえて行うのも効果があります。
意図的に幅を広げた両極端の予想をすることです。
びっくり予想と銘打って予測していくので、
「外れてもいい」
といった安心感から柔軟な予想ができるのです。
投資の世界では、バイロン・ウィーン氏の『びっくり予想』が毎年のように取り上げられますが、的中率の高い年もあるので、侮れません。
予想する方は、『3割程度の実現』で考えているようです。
今の時期は、その程度の予想の方が当たるのかもしれません。
日本経済新聞の電子版。日経や日経BPの提供する経済、企業、国際、政治、マーケット、情報・通信、社会など各分野のニュース。ビジネス、マネー、IT、スポーツ、住宅、キャリアなどの専門情報も満載。
予想してみる
実際に、びっくり予想してみると柔らかい発想ができます。
たとえば、
- トランプ大統領再選してしまう
- 株価平均30,000円を突破して40,000円へ
- 金融大恐慌
といった予想まで出ています。
極端過ぎるかもしれませんが、ひょっとすると当たる可能性もあるので無視できない内容です。
企業でやってみると
会社の中で、びっくり予想を行ってみると面白い予測が出てくるのではないでしょうか。
そもそもびっくり予想なので正解を見つける・失敗するという観点がありません。
自由な将来像を描くことができるのです。たとえば
- 現金消滅、書類消滅、すべてデジタル化される
- オフィス面積が激減
- 出社義務なくなる
- 評価という概念が減少
といった内容も議論されるのではないでしょうか。
まとめ
びっくり予想の内容は企業の場合、遠からず実現していきます。
そのタイミングが今年来年の内容もあれば、10年後に実現していることもあるだけです。
iPhoneが発売されたのが2007年。
日本では、2008年からソフトバンクが発売開始。
たった12年間しか経っていません。
誰がここまでの普及を予測したのでしょうか。
『ボタンがひとつしかな携帯電話なんて絶対に普及しない』とガラケーのメーカーが予想した内容にはなりませんでした。
ガラケーが消えてiPhoneなどのスマートフォンしかない世界に塗り変わったのです。
これも『びっくり予想』が現実になった事象です。
ということは、今後も驚く現実が待っているでしょう。
楽しみです。