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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

海外情勢が

海外情勢が騒がしくなってきております。
昨年から何が起こっても驚かなくなっているのではないでしょうか。
これこらも、過去にないことが発生していきます。
それはそれで受け止めるしかないので、その次を予測して進んでいきたいところです。

超ドメ企業

数年前まではグローバル企業が全盛期。
国内だけを相手にしている企業は成長性が低いと言われてきました。
超ドメスティック企業』と揶揄されてきたのです。
当時『超ドメ企業』『チョドメ』などと呼ばれていました。

ここまで世の中が反転すると逆の様相になっています。
超ドメスティック企業のほうが安定感が出てくるのです。
規模、スケール感は限定的ですが安定性が高いと見なされます。


輸出輸入関係は停滞が続きそうです。
上下の幅が広く一気に下がったり、上がったりするでしょう。
五大陸に均等に輸出している企業はキャノンマツダだけと言われていました。
他の輸出企業はどこかの国やエリアに大きく依存しているので、影響を受けやすい状態だと感じます。

ビジネスモデル地産地消

地産地消』という言葉があります。
地域生産・地域消費』の略語。

地元で生産されたものを地元で消費する

http://www.jsapa.or.jp/chisan/What%20tisantishou/intro.html

という意味で使われる言葉です。
主に農産物のことを指しています。

しかしここにきて、どのビジネスも地産地消の方が安定感があります。
影響が少ない。
市場が限定されているので大きな拡大はありませんが安定感だけは持続します。

今年、来年の2年間はその傾向が続くでしょう。
その後はまた以前のように人の往来が復活していくので元通りにはなりますが、目先の2年間は地産地消の方が良く見える時期だと感じます。

まとめ

世の中の変化率と自分の会社への影響率は比例しません。
世の中の変化率と同じように影響を受けてある業界とそうでない業界があります。

ただ、油断できないのは今後です。
すべての業界が大きく影響を受けることも想定しなければなりません。
日頃の活動は目先の売り上げや利益のためにあるのではありません。
将来の事態のために準備も含まれます。
常に漕ぎ続けろ、全力で進め、と言われているのはそのためです。

緊急事態宣言が出されてから慌てて緊急会議をしている企業もあるようですが遅すぎます。
緊急事態宣言が出ることは予想された出来事にすぎません。
織り込み済み、対応のための準備済みでなければならないのです。

想像力で経営していく
今年の課題です。