fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

リスクテイカー

2021年7月は宇宙観光スタートの月になりました。
2社が初の有人飛行を成功させたのです。
どちらも創業者が乗り込みました。
未開拓を切り拓く先人はリスクを背負う立場だとあらためて感じます。

2社が成功

ヴァージンギャラクティックとブルーオリジン。
この2社が歴史をつくりました。
宇宙好きの人にとっては、大イベントが1ヶ月に2つ発生したことになります。
記憶に残る瞬間です。

辞任してから乗り込む

Amazonを創業、世界一の富豪となったジョフ・ベゾス氏。
つい先日アマゾンの代表を辞任。
辞任して挑戦したのがブルーオリジンの宇宙旅行なのです。

上場会社の代表のまま宇宙旅行に挑むことは株主が許さない。
その代表というポジションを辞任して挑戦した今回の宇宙旅行です。

自ら乗り込む

もう一社、世界初の宇宙旅行を成功させたのがリチャードブランソン氏のヴァージンギャラクティック。
71歳の李チャートブランソン氏が自ら乗り込みました。
リチャードブランソン氏については経営者として興味深くファンも多い。
20代の頃からリチャードブランソン氏の著作を読んでいたので感慨深いものがあります。
そう、思い出しました。
20代の頃、リチャードブランソン氏の講演が聞きたくて、申し込んで参加したことがあります。
その時に、何度も言っていたのが
「リスクを取りなさい」
でした。
「日本人はリスクを取らない」
というようなことを言っていたような覚えがあります。

今回も自らリスクを取って最初に乗り込んだリチャードブランソン氏を見ると、ブレていないことに気がつきます。
一貫性がある行動が評価されるのでしょう。

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まとめ

なぜ、リスクを負ってまで挑戦するのか。
それは、人類未体験ゾーンしか満足しない領域があるからです。
ビジネスで成功では到達しない領域にチャレンジしたくなるのではないでしょうか。

ブルーオリジン、ヴァージンギャラクティック、ともに創業者が乗り込んだのは象徴的な出来事です。
あらためて創業者魂を感じます。