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貢献したいと思えば思うほど

fjconsultants Blog:4,599投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

敏感な人

敏感な人が増えていると言われています。
HSPという定義がされています。

HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。

http://www.madreclinic.jp/pm-top/pm-symptom/pm-symptom-22/

ハイセンシティブ・ピープルという言い方もあるようです。
他人が怒られているのに、自分が怒られているような気持ちになる。
まわりの環境や空気感に影響を受けやすい。
音・光といったものに敏感に反応する。
共感しやすく、心がもろい。
自己否定が強く疲れやすい。

小さいことなら誰でも当てはまる内容ですが、それが強く反応として出てしまう人たちです。
確かに増えているように感じます。

生きづらい

『生きづらい世の中』という表現を見ることが増えました。
それほど生きづらい世の中なのか。
そう感じる人もいると思います。
これ、年代によって違うのではないか、と感じることがあるのです。

個人的な見解ですが書き記します。

貢献主義

世の中に貢献したい、と言う人が多い世代があります。
まわりを見渡すとそんな人はいませんか。

生まれながらに豊かな世代は、生きることに対して目的が見つけられなくなった。
そこに『貢献する』という価値観が中心に座ることになったと考えています。
ボランディアをしたい、人を助けたい、という欲求が強いのが特徴です。

ただ、この貢献したいという価値観。
プラスの面だけではないと考えています。
なぜなら、《貢献する人》《貢献しない人》と切り分けて判断してしまうからです。
貢献する人は価値がある、貢献しない人は価値がない、と考えてしまうのです。

貢献する人=善(プラス)
貢献しない人=悪(マイナス)
のような価値基準で判断してしまう。
そこが難点です。

しかも、常に貢献しなければならない、とプレッシャーがかかるのも特徴です。
これでは、生きづらいと言いたくなるのもわかります。

貢献したいという気持ちは大切ですが、世の中に貢献する、貢献しないという判断をすればするほど、生きづらく、しんどくなるだけなのです。

価値観

生きるということに意味を見出そうとする傾向が強くなりました。
これは、未確認ですが教育がそうさせたのでしょうか。
そんな気がしています。

自分の生き方を見つけよう。
自分に最適な仕事を見つけよう。

そんなことを考え過ぎなのではないでしょうか。
『天職を見つける』という流れが一時期流行りましたが、天職は見つけるものではなく、見つかるものです。
何かを深く追求し、継続しなければ見つけられるものではありません。

10代や20代で最適な人生や仕事が見つかる方がおかしい。
というのは、まだ発見されていない自分の能力を捨てているからです。

既知の領域で判断するのであれば、今後の成長はありません。
自分自身に対する新たな発見もなく、感動のない時間が過ぎるだけです。

未経験の領域にチャレンジすることによって失敗も多いですが中には成功することもあります。
そんなとき自分の新たな能力を発見し、興奮するものです。

まとめ

今回は仕事の領域以外の広い領域について書いてみました。
仕事は報酬が伴いますので、貢献主義で公平に判断されるものです。
数値化される世界であり、結果主義で現在は動いています。

生きるということについて、数値化された貢献主義を持ち込むことはない、と考えているだけです。
多様性を認める世界になるのであれば、生きづらい世の中であることは違和感でしかありません。
これも時間をかけながら解決していくことでしょう。