fjconsultants Blog:4,636投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
夢のある話
7月に宇宙旅行の幕が開けました。
ブルーオリジン社とヴァージン・ギャラクティック社が高度80kmから100kmの飛行を成功させたからです。
宇宙滞在は数分間だけでしたが一般の人が飛行することが可能だと証明しました。
今月9月は民間人だけで3日間の地球周回を成功させました。(スペースX社)
地球の軌道に乗せて周回。
高度580kmの高さを周回させたのです。
手が届くように感じる
7月からこれら3つのイベントを見て、宇宙に行くのは特殊ではないと感じる人が増えたでしょう。
ブルーオリジン社は10代と80代を連れて行きました。
今回の地球周回も一般の人が可能になったのです。
宇宙飛行士のイメージは、何千人の中から選ばれたエリート。
しかも身体能力が優れていなければ選ばれることがない。
宇宙に行くことは能力を持ち合わせた人だけが行くことができるイメージでした。
それが、完全に覆っています。
手に届くように感じる。
そうなると宇宙旅行も視野に入ってきます。
宇宙旅行
宇宙旅行取扱のウェブサイトがあります。
https://www.club-t.com/space/
現在は申し込みできませんが、いずれ再開されるようです。
そのときの価格は45万米ドルを予定していると記載されています。
当初は20万米ドル程度だったと記憶しています。
日本において
日本では宇宙旅行を手がける会社は今のところありません。
ただ世界市場である一定の市場ができあがれば参入するでしょう。
現在、日本の旅行産業市場規模は40兆円(2018年時)
そのうちの80%が内需です。日本人による消費。
外国人の割合は20%以下でした。
なので、宇宙旅行の分野が追加されれば旅行産業の市場は純粋増になります。
まとめ
2021年は宇宙旅行元年として記憶される年になります。
飛躍した年です。
3社が牽引していますが、他にも宇宙旅行領域、もしくは周辺領域のビジネスを進めています。
Space Perspective社は、高度30kmの高さで地球を眺める高高度気球を予定しています。
https://www.spaceperspective.com/
これは宇宙旅行ではありませんが、周辺領域の新ビジネスです。
今後も似たような新ビジネスが実現されていくのでしょう。
人は拡張能力を求め続けています。
できなかったことができるようになる。
そこに快感を感じるのです。
未開拓な宇宙旅行は可能性だらけなのです。