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さらに消費させる仕組みが増えている

fjconsultants Blog:4,647投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

金銭感覚

消費を喚起するツールや仕組みは増えています。
典型なのがクレジットカードのビジネスモデル。
翌月払いの仕組み。
カードだけで支払うので現金を財布から出すこともなく痛みも少ない。
いくら使ったのか感覚がマヒします。
ただ、便利なので活用している。
ポイントも付与される。

そこに、リボ払いが追加されました。
月額支払う金額を一定にします。
いくら使っても(上限金額まで)、月額の支払いは一定額の上限でストップ。
これも痛みをやわらげる仕組みです。

終わらない仕組み

リボ払いが終わらない人を見たことがあります。
詳しく話しを聞いて内容を理解しました。
月額の支払いが一定なので安心して高額商品を購入できるのです。
しかも物理的な商品を購入しているのではなく、サービスに対価を払っているケースがあります。
旅行や飲食、交遊費用です。
だいたい100万円〜150万円の残高が減ったり、増えたりしながら継続しています。
リボ払いは広告宣伝の出稿量が多いのに気がついている人も多いと思います。
それだけ収益が上がりやすい仕組みと言えます。

後払いBNPL

ここにきて《BNPL》という仕組みも認知されるようになってきました。
単なる『後払い』です。
BNPLとはBuy Now Pay Laterの略称。(直訳では「今買う後で払う」の意味)
新しい与信サービスのひとつです。

特にネット通販(ネットショッピング)で購入する顧客が利用します。

BNPLメリット

ショップ、店舗にとってはクレジットカードの機器が不要。
もしくは、クレジットカード会社の登録が不要です。
またクレジットカード手数料より安い手数料もメリットになっています。

顧客側はどうでしょうか。
購入時にクレジットカード情報を入力する必要がありません。
情報が守られます。
場合によっては後払い手数料が無料になることもありメリットがあります。

またクレジットカードの信用調査とは別系統の審査になることもメリットとなるケースがあります。
クレジットカードが利用できない顧客層も利用できるメリットもあるということです。

こうした手軽さが若い年代層に支持され始めているのが現状です。

BNPLデメリット

顧客側は過去の購入履歴によって信用を判断されます。
BNPL企業は、顧客の履歴に基づいて信用を判断しているのです。
支払いが遅れたらもちろん遅延料が発生します。

顧客のデメリットは少なく、どちらかといえばBNPLを行っている企業デメリットだけのように感じます。
貸し出しノウハウ、判断基準を社内で構築できるかにかかっています。
それも、ネットショッピングの場合は顧客行動がすべてわかるので可能になったのでしょう。

まとめ

日本でもゾゾタウンが後払いを採用しました。
なぜか《ツケ払い》と一般では呼ばれています。
一時期話題になりました。

若い世代が利用し始めると時間の経過とともに普及します。
長い年月をかけながら支持されることも考えられます。
消費のハードルを下げる仕組みが提供されていることに気が付く一面です。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/