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当たり前が変わっていく

fjconsultants Blog:4,663投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

当たり前がシフト

当たり前のことだと思っていたことが変化していることに気がつきますか。
「そういえば、最近は・・・・だ」
と後から気がつくことです。

この現象を、シフティング・ベースライン(shifting baselines)と呼んでいます。
今回はシフティング・ベースラインを取り上げ、具体的な内容を見ていきます。

シフティング・ベースラインとは

シフティング・ベースラインという言葉は水産学者のダニエル・ポーリー(Daniel Pauly)が1995年の論文で使ったのが最初と言われています。https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21237093/

具体的な意味としては、下記になります。

シフティング・ベースラインとは
「物事を考えるためのベースになる価値観が変化すること」

https://www.1101.com/j_diamond/2013-03-07.html

ベースラインは基準、シフティングは変化を表しています。
基準をずらす、基準をシフトさせることをシフティング・ベースラインと呼んでいるのです。
『当たり前のことが変わる』
と考えてください。

たとえば、夏のエアコンが必要なかった高地エリア。
最近は暑くなって夏のエアコンが必要になりました。
これもベースラインが変化したのを実感します。
生活の基準が変わり、価値観も変化しています。

green

新しい生活様式

新しい生活様式になり、シフティング・ベースライン症候群が発生していると表現されるようになりました。
例えばマスクの着用。
店舗に入る時や公共の乗り物に乗るときはマスクの着用がほぼ義務付けられています。
マスクなしが戻ることはあるのでしょうか。

マスク着用で定着するようになれば、完全なシフティング・ベースラインが発生したと言えるでしょう。

会社においても

会社においてもシフティングベースラインは発生しています。
たとえば、人事評価の考え方は大きくシフトしたのではないでしょうか。
上司評価のみだった人事評価が360度評価が当たり前になりました。

会社の存在意義も同様です。
会社は誰のものか。
そこもシフトしています。

まとめ

今後もシフティング・ベースラインは発生していくでしょう。
当たり前が当たり前ではない。
当たり前の基準が変わる。
常識が変わっていく。
それが当たり前なのです。

そんな基準まで変わるのか、と驚くことも発生するでしょうが受け入れるしかありません。
それがシフティング・ベースラインです。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/