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特定の層が流れ込むカーリース市場

fjconsultants Blog:4,685投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

カーリース増加

軽自動車などの カーリースを見かけることが増えてきました。
新しく カーリースを取り扱う企業が増えているからです。
ガソリンスタンドが新しく自動車販売を手がけるのを最近も見ました。
リーマンショックのときもガソリンスタンドにニコニコレンタカーが流行ったのを思い出します。

そんなに カーリースが増えているのでしょうか。

なぜ増えているのか

カーリースの月額費用はとても安く、魅力的にできています。
月額の価格が安いので広がっている。
そう思われています。

どのような顧客がカーリースに流れているのか不思議でした。
わかった事は自動車ローンの審査に落ちた人たちがカーリースのほうに流れているものです。

どうしてカーリーすに流れるのか

自動車ローンの審査に落ちた人は金融系のブラックリストに載っている人たちです。
正規にローンが組めない状況の方々。
しかし、以前とはブラックリストの内容が違ってきています。

最近増えているのはスマホなどの通信料金の支払いが 遅れた人たちです。
これは自動車ローンに限らず住宅ローンの審査でも落ちています。
支払える能力があるにもかかわらず、自動車ローンの審査にも落ちてしまうのです。
そうした人たちがカーリースでは審査が通ることがあります。
そのような顧客層が流れているのがわかりました。

対策は広がっていた

低所得者に対するローンは貸し倒れのリスクが高い。
そのため様々な策が講じられてきました。

たとえば自動車ローン支払いを滞納したら自動車のエンジンがかからない装置を積んでいたりします。
GPSも積んでいるので場所も特定できます。
延滞したとき自動車を差し押さえて回収するためです。

これもリスクを回避して自動車ローン件数を増やす策のひとつです。

スマホの支払い延滞

スマートフォン等の通信料金の支払いは期限を過すぎても大丈夫と考えている人たちが多いのはまだ是正されてないようです。
うっかり支払いが遅れたケースが多いと予想しています。
これについては、スマホを持ち始める学生時代から教育しておくべきでしょう。
大人になってから自動車ローンが通らない、新車に落ちるという現実を知ってからでは遅いような気がします。

まとめ

自動車ローンの審査に落ちる人が年間で200万人と言われています。
その中から何割かはカーリースへ流れています。
1割でも20万人。
大きな数字です。
このマーケットを狙うための格安カーリースが次々と出てきています。
新市場ができているのと同じだと感じます。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/