fjconsultants Blog:4,731投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

株価下落予想

来年の予想には種類がありますがこのような内容も出てきました。

森永卓郎氏のテレビ発言  
「まず、アメリカの株価が一気に落ちると思います。今月末で91カ月もバブルを続けているんですよ。もう弾けると思います」
「アメリカがドンと落ちたら日本は道連れです。来年、最悪になると思います」  

予想といってもバブルが91ヶ月(7年7ヶ月)継続していることを指摘。
永遠に上がり続けることはないので下がるだろう、と予想しています。
いつ下がるかを正確に当てられる人は少ないですが、周期を読んで先回り予測しています。

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時期の予測より

将来予測の話を耳に入れると、いつ発生するのか、気になります。
気になり過ぎて、「いつなのか」という時期にこだり過ぎる方がいるのです。
プロである専門家でも時期を正確に当てることは至難の業。
であるならば、正確に当てなければならないコト以外は、さほど発生時期は考えず、とりあえず準備しておくだけです。

では、先回りとはどの程度まで先を考えておけばよいのでしょうか。
そこには先種類があります。

A)半年後に先回り
B)1年後に先回り
C)3年後に先回り
D)5年後に先回り
E)10年後に先回り

と時間軸で考え行動準備する。
いまポイントになるのは3年後の先回り。

気が付いている人もいると思いますがビジネスの変化率が高いのは今ではなく3年後なのです。
もう少し幅をもたせるならば5年後も視野に入ります。

価値が発生する価値が消滅する

今まで価値があったこと、しなければならないと考えていたことが切り替わるほどの変化が発生します。
たとえば考えられることとして、オンラインや在宅で仕事するという変化レベルではなく、仕事の結果だけで評価されてしまう世の中が来てしまうのです。
これは大企業から変わるでしょう。

その後は、働くのさえ定義が変わってしまう可能性もあります。
会社とスタッフとの雇用関係も変わりますし、定年という言葉は消滅していく。
そこまで視野に入れておかなければなりません。

まとめ

労働とは時間を提供するのではなく、価値を提供する内容へと変わるでしょう。
いかに価値を提供できるかを個人も問われるようになるのです。

では、何を先回りしておけばいいのか。
個人でも価値提供できる実力を習得しておくのが先回りになります。
結果による評価だけになると新卒採用もなくなるかもしれません。
実力をつけるまでは採用されない状況が続くからです。

30歳でようやく採用されるような環境になることも予測できます。
成人式は20歳ですが、仕事の一人前は30歳で到達。
本当の成人は30歳だと定義変更が認識される可能性があるのです。

このように考えると個人資産とは、「自分の能力を高めること」に収束していく。
自己投資が最も確実な投資になる。
そのように考えます。
それにしてもシビアな世界になりそうです。