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成功事例を見て実践しても途中でパワーオフになる理由とは

ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,772投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

実践すると、できない

ビジネスにおいて成功事例を見たとき「参考になる」と感じます。
しかし、実践してみるとこんな感想を持つことはないでしょうか。

『あそこまでエネルギーを注げないです』
『そんな熱量をかけられないのです』
『あのようなレベルでつくり込みはできません』

といった感想を持つことがあります。
実際に耳にしたことは何度もあります。

「実践すれば結果につながる」とわかっていてもできない。
到達しないのです。
やればゴールに到達するのも理解しているつもりなのに、やってみると途中で止まってしまう。
これは、なぜでしょうか。

成功事例集めばかりでは到達しない

初期のころは成功事例を集めることに注力します。
事例研究です。
不可欠なプロセスです。
数多くの事例を見ればわかることがあります。
知見が広がります。
判断する領域も広がるのです。

しかし、その後は自分のビジネスで実践しなければ成果にはたどり着きません。
成功事例を集めたら結果が出るわけでもないのです。
ここがポイントです。

パワーオフしてしまう

実践していると、急にパワーオフになることもあります。
・このまま実践して本当に結果が出るのだろうか
と疑問に思ってしまうからです。

成功事例を見たとき「3ヶ月で結果が出た」と書いてあると同じように3ヶ月後には結果が出るように感じます。
しかし、ほとんどの場合は同じ期間内に結果が出ません。
2倍から6倍の期間を要することが普通です。

そのため一気にパワーダウンしてしまうのです。
成功事例を見ると、一気に期待値が高いところまで上昇します。
そのため実践スタートしてからの現実にショックを受けてしまうのです。
「結果が出ない」という焦りです。
リアリティショックという用語があります。
理想と現実のギャップに衝撃を受ける、という意味。
この場合もリアリティショックが原因で意欲減退する現象です。

自分で期待値コントロール

リアリティショックを避けるには、自分で期待値コントロールをするしかありません。
成功事例を見ながら、自分が実践した場合はどの程度の時間がかかるのだろうかと試算することです。
そのときに最短期間ではなく、到達までの最長期間を想定しておくこと。
シミュレーションしておくとリアリティショックは発生しません。

まとめ

成功事例の収集から実践へ。
実践から継続へ。
最終的にはゴール到達。
自分の理想に到達すれば成功。
成功哲学は基本このようなプロセスです。
このプロセス途中でストップする障壁をどう乗り越えるのか。
そこが課題です。

世の中においてビジネスを教える人は増加傾向にあります。
教えたいという欲求がそうさせるのでしょう。
しかし、結果に対して再現性があるかは今後問われてくると感じます。