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真の実力が透けて見えるときがある

2通りに分かれる

答えが出るとわかっていることに対しては誰でも行動できます。取り組むことが可能です。しかし、先行き不透明な時期においては、答えが出ないので動けない人も増えてきます。明確な答えが出ないとき、動ける人と動けない人に分かれてしまう。
今回は、答えが出ることに取り組む人と答えが出ないことでも取り組む人の違いを見ていきます。

答えが出ることに取り組む人

答えが出ることには誰でも取り組みやすい。答えが出そうだと想像ができることも同じで行動し始めます。経験則から想像できるゴール地点が見えるからです。予想できるからです。景気が上昇している時期は動けない人を見かけることは少ない。答えやゴールが見えないから動けないという理由を聞くこともありません。

答えが出ないことにも取り組む人

では、答えが出ないときやゴールが見えないとき人は動くでしょうか。実際にそのような状況になったらわかるのですが、徐々に動けなくなります。理由をつけながら、正当化しながら動かなくなります。

そんな中で動ける人がいます。霧の中でも進むことができる人たちです。経験があろうがなかろうが進んでいきます。恐怖心がないからではありません。進めば次の展開が待っているのを知っているのです。ジッとしていたら次の展開が向こうからやってこないことも気がついています。意外と慎重派の人の中にも動く人はいます。リスクの範囲内で進んで行くタイプです。

注意したいタイプ

ここで注意したいのは、動いているように見せる人がいることです。どのようなことを指しているかわかりますか。動いているが本気で動いていないのです。
リーダーが求めていることを頻繁に確認し、リーダーが求めている動きだけをする人たちです。決してゴールを目指しているわけでもなく、ゴールを見ようともしません。この動いているように見せる人を見抜けないときがあるので注意が必要なのです。

先日もありました。「ここまでやればいいですか」と確認をしてくるのです。そのときリーダーが返答すれば、その通り動きます。行動します。しかし、リーダーが返答せず「自分で考えて」と指示すると、理由をつけて動かない。「動けませんでした」という報告が来るのが予想できてしまいます。

まったく動かない人よりは良い、と判断できるので加点評価できます。しかし、動いているように見せるタイプの人たちだけだと結果は出てきません。組織やチームでは全員が動いているように見せるタイプに染まっているのを過去見たことがあります。

元気もよく、動いているのに結果が出ないチームの特徴です。

まとめ

なぜ答えが出ないとき、答えが見えないときを取り上げたのか。それは真の実力が発揮されるのが見えないときだからです。五里霧中という言葉がありますが、手がかりもないときがビジネスでは定期的に訪れます。そのときに実力が明確に区分けされるのです。そんな時期が来たときには注意深く観察すると真の実力が透けて見えてくるのです。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,804投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆