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生産年齢人口は過去最低だが働いている人の総数はどうなのか

生産年齢人口59.%で過去最低

人口が減少している現実は何度も聞いたことがあると思います。毎年取り上げていますが出てくる統計データは毎年悪くなっているのです。今年も人口が減ったと言う話題が上がっていますが、今回取り上げるのは生産年齢人口です。

生産年齢人口が総人口の59.4%となり過去最低になってしまったのです。日本の中で生産年齢人口、働いている人の人口の割合が最低になったのです。

ただこのデータは注意深く見なければならないなと思っている点があります。どのポイントがわかるでしょうか。

65歳以上が支えている

実は生産年齢人口は年齢の定義が15歳から64歳までとなっています。しかし現実は働いている人が、その年齢の中に入っていないのが現実です。特に65歳以上の方で働く人の割合が毎年増えているのです。

なので実際に働いている人の人数に関しては大きく減少していない現実があるのです。減少してしまった生産年齢人口の分を、65歳以上の方が支えているのです。特に地方に行くとそれを感じます。60代後半から70代の方でも働く意欲がある方は多いのです。

働く意欲はどこにあるのか

ある研修で若手のスタッフに対して、90代で働いてる人の話題を取り上げたことがあります。この話題を出したときに若手のスタッフの方は「なぜその年まで働いているんでしょうか」と発言されました。90歳になってまで働く意欲の源泉が理解できないようです。

90代で働いているその方は、人のために働いてると公言していました。貢献できることがうれしいと。貢献が働く源泉になっているのです。

日本は働くことが善である意識が強い国。「働かざるもの食うべからず」とまわりで言われるのを聞いたことはないでしょうか。

もう一つ、シニアの方が働いてるは、リタイヤした後に時間を持て余しているのもあります。無限に時間があるので、やりたいことをやれば良いのではないかと思うかもしれませんが、飽きてくる。しかも現実的にはお金もかかる。

たとえば、毎日のように図書館に行きカフェに行き、家に帰ってくる生活をしていても、単調すぎて面白くないようです。趣味のある方は時間を潰せるのではないかと考えがちですが、趣味は趣味でかなりのお金がかかってくるので毎日のように行うことも躊躇してしまいます。

そうなると毎日行くところがあって、必要とされていると感じる、貢献していると感じる仕事の場所は貴重な場所となるのです。

まとめ

今後生産年齢人口が減っていくのは確実ですが、リタイヤしない人たちがどんどん増えていけば、減少する生産年齢人口を補えるのではないでしょうか。おそらくその方向に世の中が流れていくように感じます。
年金が少ないから働かなければという理由のもとに、あまりにも時間が暇すぎるのも嫌だという課題も解決できてしまうのです。

統計データ数字はある側面しか見えてないので、このように白の方向からも眺めてみると今後の世の中がわかると感じています。

生産年齢人口、最低59%

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60062620W2A410C2EA4000/  

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,843投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆