近未来のデザイン
築50年になる集合住宅のビルが取り壊されることになりました。なぜか話題になっています。
話題なってる理由は、その集合住宅のビルデザインが先進的で異質だからです。 カプセル型の集合住宅で、室内の装飾も近未来的なデザインになっていたからです。築50年にもかからず 人気があったのです。設計は黒川紀章氏。
50年経っていても古さを感じない、またこのカプセルタワービルと競合になるような建物がないことも強みです。デザインの差別化が発生している証拠です。実際に見たことがありますが、やはり個性的すぎます。デザインの仕事をしている方にとっては、とても惹きつけられるファサードではないでしょうか。
中銀カプセルタワービル
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%8A%80%E3%82%AB%E3%83%97%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%AB
黒川紀章が設計し、世界で初めて実用化されたカプセル型の集合住宅(マンション)である。1972年(昭和47年)竣工
1990年代
大型の建築物については1990年代に東京でかなりユニークな建物が数多く建てられたことがあります。東京都庁の建物や 江戸東京博物館、東京ビックサイト、晴海旅客船ターミナル、有楽町にある 東京国際フォーラムなどは総称としてバブルの建物と言われることがあります。
民間の建物では 1990一年に建てられた自動車のマツダのM2ビルが象徴的です。(デザイン:隈研吾氏)
まとめ
建築もデザインに差別化を図り個性で勝負をしています。 ただあまりにも個性的すぎると受け入れられず、時間とともに陳腐化とかすることもあります。 そんな中、時間がたっても先進性を保っているカプセルタワービルは評価が高いのがわかります。 カプセル部分は 保存し再利用されるようです。再利用されたところをまた見てみたいと個人的には思います。
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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,844投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆