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選択肢を広げるための予測が求められている

企業物価指数が41年ぶりの数値

さすがに企業物価指数の上昇は取り上げなければならない内容です。2022年4月の結果が前年同月比で10.0%の上昇になりました。
https://www.boj.or.jp/statistics/pi/cgpi_release/cgpi2204.pdf
2桁アップは1980年12月以来なので41年ぶりです。1年前からデータを振り返ると企業物価指数が急激に上昇しているのがわかります。下記グラフを参照ください。

企業物価指数202204

4月の企業物価10.0%上昇 1980年以来の2ケタの伸び

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB160AM0W2A510C2000000/

40年以上前のこと

40年前にリーダーをしていた方は現在引退されていると思われます。そのためこうした企業物価指数が上昇し続けることに対して過去の経験を頼りにすることができません。社内に過去の資源が残っていないからです。1980年当時、どのようなことが発生し、どのように対応したのか。経験もないのです。

ネットではなく文献から

こうしたときは、当時のことが書かれた文献を当たることです。Webページ上にも情報はほとんど落ちていません。インターネットが普及する前のことだからです。検索も頼りにならないのです。

タイムリーなことですが、国立国会図書館が個人向けデジタル化資料送信サービスをスタートしました。絶版になっている書籍・雑誌、他にも論文もネット経由で閲覧できるようになったのです。古い文献が主ですがネット経由で文献を当たることが可能になったのです。

個人向けデジタル化資料送信サービス;152万点|国立国会図書館―National Diet Library

https://www.ndl.go.jp/jp/use/digital_transmission/individuals_index.html

まとめ

これから長くなるかもしれない企業物価指数の上昇。いつまで続くのかを予定しておかなければなりません。甘い予測では選択肢を自ら狭めてしまいます。

経営は選択肢を広げるための予測が基本です。選択肢を広げられるように予測することが求められています。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,876投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆