ボイスマスクとは

Voice Mask(ボイスマスク)という新ジャンルの商品が出てきています。外でオンラインミーティングに参加するとき個室以外では自分が話しをすることができません。公衆の場所では声が漏れてしまうからです。カフェでオンラインミーティングをしている人を見かけることがありますが、話し声は聞こえてしまいます。

そんなニーズを拾う商品です。公衆の場所でも周囲に話している声が聞こえないマスクです。口元をふさぐパターンと密閉しない商品のふたつです。口元をふさぐ商品はイメージしやすいですが、密閉しないマスクはどうやって音を聞こえなくしているのでしょう。

それは、下記のような仕組みです。

  • 内蔵マイクで拾った使用者の声と逆位相の音波を、口を囲むように並んだスピーカーから出すことで音声を打ち消すことで、装着者の口を密閉することなく、周囲への発言内容を聞かれることを防ぐもの

ノイズキャンセリングイヤホンの逆を行っているイメージです。ノイズキャンセリングは入ってくる雑音に逆位相の音波を当てて消音しています。ボイスマスクは発した声に対して逆位相の音波を当てているのです。

どの程度、話し声が聞こえなくなるのかは事件してみたいところです。

Hushme – The World’s First Voice Mask For Smartphones

https://www.kickstarter.com/projects/1322999047/hushme-the-worlds-first-voice-mask-for-smartphones

公衆場所でのWeb会議もOK?喋っている声を周囲に聞かれなくする「Voice Mask」

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1410774.html

軽の電気自動車が普及するのか

日産から軽自動車規格の電気自動車が発売されるのが発表されています。2022年夏に新発売。名称は日本らしい名前で「日産サクラ」です。このような日本らしい名称は珍しいですね。価格も戦略的価格になっており納得がいきます。というのも、「買ってもいいかな」と思わせる価格帯になっているからです。

車体の価格は233万円からになっており、補助金約55万円を最大限に活用すると実質購入価格178万円にまで下がります。諸経費込みで200万円を切る価格だと普及ラインに入ってくるのではないでしょうか。その価格なら検討する、その金額だったら契約してもいい、と考える人が一気に増える普及ラインです。

ただ軽自動車なので200万円以下だから普及ラインを超えてくるかは未定の部分もあるでしょう。ハイブリット車のときは第一人者のメーカーに対抗するライバル他社が200万円以下のハイブリットを発表してから一気に普及台数が加速していたと記憶しています。

日産、新型軽バッテリEV「サクラ」 233万3100円からで今夏発売 航続距離は最大180km

https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1410326.html

まとめ

新商品を2点取り上げました。この2年間は新商品が少ないのと完成度の高い商品が出てくるのも減っていたと感じます。それがようやく動き出した感じが見てとれます。売れるのかは今後も観測していきたいと考えています。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,877投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆