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デジタル庁の重点計画について

デジタル庁

行政機関のひとつであるデジタル庁。2021年9月にスタートしました。目的は下記にあるように「社会(行政)のDX化」です。

デジタル庁は、デジタル社会形成の司令塔として、未来志向のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を大胆に推進し、デジタル時代の官民のインフラを今後5年で一気呵成に作り上げることを目指します。

https://www.digital.go.jp/about/

重点計画

そのデジタル庁の取り組みが公開されました。見るとわかりますが、かなりの量です。

  • 国民に対する行政サービスのデジタル化
  • 暮らしのデジタル化
  • 産業のデジタル化

の3点が大きな方向性。第一印象は、はやく実現してほしい、ということ。当たり前のことが当たり前ではないので瞬時に実現してほしいところです。

デジタル社会の実現に向けた重点計画

https://www.digital.go.jp/policies/priority-policy-program/#document
202206デジタル社会の実現に向けた重点計画の概要

デジタル三原則

この中に、デジタル社会実現に向けての理念・原則(国の行政手続きのオンライン化実施の原則:デジタル手続法)が掲げられています。

  • デジタルファースト→個々の手続き・サービスが一貫してデジタルで完結
  • ワンスオンリー→一度提出した情報は、二度提出することを不要に
  • コネクテッド・ワンストップ→民間サービスを含め、複数の手続き・サービスをワンストップで実現

あるべき姿

このデジタル三原則は、企業経営にも応用できる内容です。
・社内の手続きはデジタルで完結する
・情報入力は1回まで。2度入力しない(その1回の入力も自動化)
・支店、営業所間もしくは顧客とのやりとりもデジタルワンストップ
という内容を実現していくことがあるべき姿だと感じます。

まとめ

目指す地点をひとつにすること、それを共有すること。デジタル化ではそこがスタートです。デジタル化したくない、拒絶が組織内に必ず存在するからです。不安を感じる人もいます。デジタル化はいいけど、クラウドはダメ。そんな怖さを感じている人もいるのではないでしょうか。また、デジタル化につきものですが自分の仕事がなくなることへの抵抗もあるでしょう。単に新しい仕事を覚えればよいことなのですが抵抗し続ける人もいます。

物理的に可能であってもこうした抵抗に対して時間をかけて解決していくことになるので時間がかかってしまいます。数年かけて取り組む内容になっているのもその証拠でしょう。成熟した社会ほど時間がかかりそうです。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,901投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆