スタートアップ支援策一覧
今や新規の企業のことをベンチャー企業とは呼ばない。スタートアップ企業と呼びます。そのスタートアップ企業について支援策がまとめられています。経済産業省のまとめです。
「METI Startup Policies ~経済産業省スタートアップ支援策一覧~」を取りまとめました
https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220621001/20220621001.html
支援策について
支援策が69個掲載されています。それぞれ1ページずつ説明されており、支援策について俯瞰するには有益な資料です。
こうした支援策が数多く出ているのは理由があるからです。創業を増やす目的と雇用を増やす目的です。もちろん、業績が上がれば税収も増えていきます。大きくは国力も増大します。
振り返れば現在の日本は目立つメガ創業がないような報道がされています。米国のGAFAMと比較されています。実際、この10年間を振り返れば米国と中国から巨大なスタートアップ企業が生まれています。
ユニコーン、デカコーン、ヘクトコーン
非上場企業で企業価値が10億ドル超の企業をユニコーンと呼んでいます。日本においてもユニコーンは出ています。今後の展開が楽しみです。期待値も大きく出資額累計が期待値合計だと感じます。
規模によってユニコーン→デカコーン→ヘクトコーンという名称がついています。
- ユニコーン→企業価値10億ドル超の非上場企業
- デカコーン→企業価値100億ドル超の非上場企業
- ヘクトコーン→企業価値1000億ドル超の非上場企業
スタートアップ市場の現在
スタートアップ市場については下記から抜粋した資料がわかりやすい。強引にまとめてしまえば、日本のスタートアップ市場は小さい。結論はそこになります。
スタートアップについて(経済産業政策局)
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shin_kijiku/pdf/004_03_00.pdf
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まとめ
スタートアップは米国との比較になっていますが、スタートアップ市場の規模がケタ違い。それが要因です。スタートアップ市場規模を拡大するために支援策が出ていますが、それだけでは不足でしょう。リスクを取り除いても拡大には限界があるでしょう。スタートアップ企業をつくることが価値あることだという認識と理解が広がることが不可欠だと思います。
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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,909投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆