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標準化には種類があるが中立に戻す力がはたらく

標準化とは

「標準化」という言葉は日常的に使われる単語です。業界によっては標準化により合理化ができたケースもあります。品質が向上したこともあります。統一された仕様になり情報共有が進んだ場合もあります。
では、標準化の定義とはなんでしょうか。

標準化の定義は、下記のように規格を制定することです。規格をつくり普及させていく。会社内、業界内、世間に広げていく行為です。

標準化とは、事業者やその利害関係者など一定のメンバーの合意を得て規格(技術仕様書)を制定し当該企画を普及させる行為のことを指します。

https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2022/PDF/chusho/04Hakusyo_part2_chap2_web.pdf

3種類の標準化

標準化には大きく3つに分類されます。

  • デジュール標準
  • フォーラム標準
  • デファクト標準

の3つです。具体的な内容をみていきます。

標準化とは:「デジュール標準」、「フォーラム標準」、「デファクト標準」

https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2022/PDF/chusho/04Hakusyo_part2_chap2_web.pdf

デジュール標準

標準化機関における合意を得て制定される、公的な標準:ISO規格、IEC規格、JIS(日本産業規格)など

フォーラム標準

特定分野の標準化に関心がある企業・専門家群の合意で制定される標準:IEEE(米国)、ASTM(米国)、DVDフォーラム、 W3C

デファクト標準

特定企業の製品・サービスが世界中に普及することで生まれる事実上の標準:Windows、Google

まとめ

標準化によって規格が統一され、結果的には消費者にメリットが発生していきます。消費者がメリットを享受するパターンです。そうしなければ意味がありません。しかし、中には消費者メリットを考えず標準化することで企業側だけメリットが生じるケースもあるようです。業界で標準化を制定しながら企業利益の追求に走ってしまうケースです。

しかし、こうした企業側だけメリットが発生する標準化は淘汰されていくことでしょう。Web3の流れは企業メリットに傾いている標準化を是正する動きだと認識しています。世の中は偏ったものを中立に戻す力がはたらくことがあるからです。今後の注目です。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,936投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆