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組込型金融とは何か、そして事例は

組込型金融とは

エンベデッド ファイナンス、日本語では「組込型金融」と呼ばれる金融が今後は広がるであろうと予想されています。具体的には、サービスの中に組み込まれた金融のことを指しています。事例を見るとわかりやすいかもしれません。

エンベデッドファイナンス Embedded Finance 組込型金融 埋込型金融
Embedded Financeとは、非金融事業者が自らのサービスに金融サービス1を埋め込んで提供することを指します。日本語では「組み込み型金融」や「埋め込み型金融」などと呼ばれています。

https://www.hitachi-hri.com/keyword/k136.html

組込型金融事例

各企業が銀行と提携して組込型金融サービスを提供しています。たとえば、JAL ペイメント・ポート株式会社が提供するのは、JAL NEOBANK口座 https://www.jal-globalwallet.com/jalneobank/ で住信SBIネット銀行と提携してサービスを提供しています。住信SBIネット銀行は他の企業とも提携して組込型金融を積極的に展開しています。

他にも、ユニクロは「ユニクロペイ」https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/feature/uniqlo-pay/ を提供しており、クレジットカード払いだけでなく、銀行口座払いも可能にしています。

組み込み型⾦融の事例と動向 :日本銀行

https://www.boj.or.jp/announcements/release_2022/data/rel220608a2.pdf

企業は金融へ向かう

各企業は金融へと向かっているようです。本業での収益が限界に来れば、周辺事業へと展開するビジネスモデルを選択していきます。特に、企業側が支払っている手数料は自分たちで確保したくなるのは自然な流れです。

金融は今まで規制があり非金融事業者が手を出せるビジネスではありませんでした。しかし、ネット主体の銀行が市場に出てきたことで風向きが変わったのです。ネット主体の銀行はシェア確保するために新しい市場を創っていきます。市場創造です。そのひとつが組込型金融なのです。企業と提携し新規取引を増やすことができるからです。

まとめ

自動車メーカーもネット企業も金融部門の収益が増加しています。M&Aなどをして金融事業者をグループ内に確保し、収益を増加させています。たとえば楽天グループを見るとわかりますが、楽天のCMは楽天カードばかり。CMの出稿量が多いということは収益の柱であり、成長させたい部門だということがわかります。

今後もこの組込型金融事例が次々と出てくるのではないでしょうか。

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ビジネスリーダーのための『Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆