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福袋の変化から見えるもの

福袋も変化している

とある百貨店では洋服の福袋を廃止。食品の福袋中心に開催しました。アパレル福袋を廃止した理由はコロナ禍からアパレルの在庫を絞っており福袋をつくる在庫が確保できなかったようです。福袋としてのメリットが出ないのでアパレル福袋を廃止したのです。こんなことは過去になかったと思います。過剰在庫をセールで在庫圧縮し、次のセールでも在庫を減らし、最後に残ったものを福袋に出している店舗もあったと思います。洋服の福袋が百貨店でなくなったことは新しい動きでしょう。

その一方でアパレル専門店の福袋では在庫があるメーカー小売店ではお得な福袋を提供しています。たとえば下記ブランドでは11,000円の福袋で総額46,000円分の商品が入っていたようです。お得感がありますが、逆から考えれば在庫がかなり豊富にあったと推測されます。在庫の戦略が違っているのを感じます。景気回復に期待すれば在庫を確保する傾向になります。発注担当者がかなりチャレンジしたと感じます。

ガッカリ福袋も

福袋は購入される人の期待値が高いのでお得感がなければ「ガッカリ」になってしまいます。無理して福袋を提供して評判を落とすケースもあるようです。かえってブランド価値を下げることになるので無理に行う必要はないように感じますが多店舗展開している企業ではやめることはできないのでしょう。「ふざけてるのか」と書かれるくらいならやらないほうがいいですね。

まとめ

毎年やっているから今年も実施するのは戦略がないと感じます。行うにしても内容に変化をつける、工夫をすることだと思います。最近は食品の値上がりが感覚を占めているためお得感のある食品福袋がメリットを大きく感じるのでしょう。そんな印象を受けています。

人は旅と食事が最終的な贅沢です。所有欲は飽きがきます。しかし、行ったことがないエリアに旅行に行くのは楽しい。旅行先で独自の食事を経験することは最高だと感じるのです。そのため、外食においても家で経験できない領域に人が集まります。人の行動には根拠があり意味があると思います。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆