この企業に注目

ヤマハという会社は以前から注目している企業です。メディアに出てくる頻度は少ないですが最新のテクノロジーに追随する企業のひとつだと認識しています。製品展開、事業展開もユニークなので定点観測をしています。そんなヤマハが楽器の工場をスマートファクトリー化、デジタルツインを実現しようとしています。https://jp.yamaha.com/

ヤマハが進める楽器工場のスマートファクトリー化、デジタルツインで何を目指すのか

https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2301/06/news003.html

スマートファクトリーとは

スマートファクトリーは「インダストリー4.0」が起点になっています。ドイツ発祥の内容です。製造業のルールは各国が主導権を取りたいと考えています。その中のひとつだと認識しています。原理はIoTの利用です。センサーを設置することで製造の全体最適化を狙うことです。

スマートファクトリー (Smart Factory) とは、
ドイツ政府が提唱するインダストリー4.0を具現化した形の先進的な工場のことを指す。

センサや設備を含めた工場内のあらゆる機器をインターネットに接続 (IoT:Internet of things) し、品質・状態などの様々な情報を「見える化」し、情報間の「因果関係の明確化」を実現し、設備同士 (M2M:Machine to Machine) ないし設備と人が協調して動作する (Cyber-Physical System) ことにより実現する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC

デジタルツインとは

デジタルツインとは、工場の場合、実際の製造ラインを仮想上にバーチャル空間にそっくり同じものをつくりあげることです。そうすることにより、バーチャル空間でシミュレーションができます。たとえば、限界まで稼動させるとどうなるのか、スピードを上げるとどうなるのか、わかります。また、エラー発生する場所を予測することもできるのです。ビジネスではバーチャル空間の応用はこのデジタルツインからだと実感しています。

デジタルツイン(英: Digital twin)とは、
さまざまな目的で使用できる物理的資産、プロセス、人、場所、システムおよびデバイスのデジタル複製を指す

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%B3

まとめ

新しいテクノロジーを取り込んでしまう企業は底力があります。継続性が高く、目立たなくても優良企業なのです。新技術を社内に実装し稼働させられる実力も見逃すことはできません。こうした実力こそがホンモノの力だと感じます。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆