2億円で空飛ぶクルマ

日本企業で空飛ぶクルマが発売予約スタートされました。価格は150万ドル、2億円程度です。納車(納入)は2025年以降になるようです。発売となるとすでに完成度が高いことが想像できます。

機体スペックは
・スピード:100km、航続距離:数km〜10km
と出ていますが正確にはわかりません。販売されているヘリコプターでは
・スピード:150km、航続距離:550km(例:ロビンソンR22)
というスペックで2人乗りがあります。価格は、ヘリコプター中古になると3,000万円〜4,000万円で購入できるようです。
まだ比較できる段階ではありませんが、性能差は大きいのが現実です。

株式会社SkyDrive
→日本の空飛ぶクルマ、ドローンを販売している企業 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96

https://skydrive2020.com/

「空飛ぶクルマ」個人向けに発売:価格は150万ドル(約2億円)程度。25年以降の納入を目指す。日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70181980T10C23A4TB1000/

ベンチャースピリッツ

ただ世の中に今まで存在しない製品を開発するストーリーはいつも興味があります。下記動画は中高生向け授業になりますが、スタートアップ企業のプロセスが詳細に語られています。週末に実験をしていた段階から出資を受けて創業したときのことが語られています。

ファーストオーダー

空飛ぶクルマのファーストカスタマーはすでにいます。投資家の千葉功太郎氏です。契約を交わしています。ホンダジェットの日本第1号オーナーでもあります。ドローンビジネスに数々の出資をしているのは知っていました。ようやく実現する時期に来ました。ドローンがビジネスとして注目され始めたのは2016年の頃です。この頃に出版されていた書籍には、「これからドローンの時代が来る」と予言されていました。実際に納品されるのは騒がれたときから約10年間かかりそうです。

ドローン配送についても同様です。ドローン配送は実証実験が行われていますし、一部では稼働し始めていますが、ほとんど普及していないのが現状の段階です。騒がれ始めてから5年以上経っても、普及に時間がかかるものはかかります。

まとめ

ドローン関係は実現にハードルが高いビジネスです。安全面もありますし、許認可が必要なので通常のビジネスより時間がかかります。しかし、次の移動手段としては画期的であり市場が創出されると市場規模は大きい。そのため期待も大きいのです。人は移動手段を切り替えてきました。動力を用いて走ることから、動力を用いて飛ぶことへと切り替えており、今後は飛ぶことが個人で手の届くところに入ってくるのです。飛ぶことは安全確保が必要ではありますが、飛行安全性が担保されれば、防犯性が高くやプライバシーが保たれるので富裕層から普及していくと思います。もうすぐです。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆