AIの進捗

AIの話題が落ち着いてきました。相変わらず進化は続いています。GoogleのAI「Gemini」も画像生成がようやくですが実装されました(imagen3)。リアルな画像生成を得意としています。写真撮影したような画像です。下記ような画像が生成されます。現在、AIは、
・文章作成
・画像作成
・動画作成
・音楽作成
と偏っており、利用する場面がまだ限られます。そのため、利用する人の仕事内容も偏っていると感じます。もう少し、簡単に便利なAIが登場するのを待っている時期だと考えています。

imagen3

課題

AIを提供している企業では課題が出ています。収益性の目処が立たないことです。ChatGPTでも赤字から抜け出せないと言われており、最近も大型の資金調達をしました。理由はコストが高いからです。たとえば、AIの利用増加によって「データセンターの消費電力量」は増加し続けています。AIは大量の高性能サーバーを必要としており、そのサーバーを動かすための電力消費量も大きいのです。

確保

AI企業は、
・高性能サーバーの確保
・電力の確保
に迫られているのが実態です。そのため、Amazonは小型原発に投資をしています。将来の電力を確保するためです。今まではサーバーを確保することが優先でしたが、今後はボトルネックが電力確保になる可能性が高くなったのです。電力を確保できた企業が先に行けるかもしれないのです。

Amazon、米で小型原発に750億円投資 AI向け電力確保
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN16E0U0W4A011C2000000

解決するかも

ここに来て、大手AI企業の他にスタートアップ系では、
・回答スピードが速い
・スマホのみでAIが動く(利用できるほど回答レベルは高い)
といったAIが開発され、発表され始めました。ChatGPT、Google Geminiなどの大手企業のAIは最高級なAI。車でたとえれば、「高級車」に当たります。スタートアップ系は、軽い「軽自動車」を開発しているような感じです。燃費も良く、最低限の機能を備えており満足できる内容を目指しているのではないでしょうか。軽自動車は、一般道から高速道路まで満足できる範囲は広いのですが、安価で燃費も良く、広く普及しています。AIに関しても、ゆくゆくは「高級車的なAI」と「軽自動車のようなAI」に分かれていくでしょう。

まとめ

クリエイティブな仕事の人にとってはAIは欠かせないようです。画像・イラストを用いる仕事の方は、AIによって大幅に仕事内容が変化したのではないでしょうか。コピーライターの仕事も同様です。ただまだ限定的であるので、今後のAIの進捗を考えると、「魅力がなくなった」状態へと進むでしょう。減衰期です。下降したところから、便利な利用方法が出てくると普及へと向かうことになります。その点が今後の予測となります。

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