予見できないからおもしろい
勉強熱が上がりっぱなしの人がいます。なぜなのか。単に、「わからないこと」「予測できないこと」があるからです。学者がそのジャンルに入るでしょう。研究しても、時間を費やしても、まだ解明できない。そのような取り組みです。
この領域に足を踏み入れると、「わからないことがあるほどおもしろい」ことになります。先が読めないほど、予想したくなる、解明したくなるのです。単に不安を感じるのではなく、その不安をもとに、さらに予想ができる自分を目指す感じです。
つまらないという意味がわからない
解答が見つからないときほど、おもしろさを感じるサイクルがあるのです。そのサイクルに入ると、おもしろいの連鎖です。考えても、考えても答えが出てこない。なんとなく見つかりそうな雰囲気を感じても、まだ答えは見つからない。その状態が続くのです。
このサイクルに入っている人と話をすると、「つまらないと言っている人の意味がわからない」と逆に嘆きます。仕事でもそうです。おもしろくない、興味がわかない、つまらない、と言っている人を理解できなくなってしまうのです。なぜなら、考えれば考えるほど楽しいからです。
楽しい領域はいくつもある
仕事においては、楽しい領域、楽しいと感じるレベルはいくつかの領域で存在しています。
・技を極める
・結果が出る
・予想通りに展開する
といった内容です。技術を高めると、ある一定以上のところに達すると、他の人から「教えてほしい」と言われるようになります。そこまで行けば、楽しい内容になっておきます。結果が出たときも同じです。予想以上の結果が出たら、達成感という楽しさを感じるでしょう。より一層、エネルギーが湧いてくるものです。また、予想の難易度が高いプロジェクトにおいて、自分の予想通りに展開したときは、想像の精度が高いことに満足すると思います。まちがっていなかったと感じるはずです。
まとめ
仕事において、おもしろさを感じるために努力することは有益。おもしろいと思う部分を見つけ出す作業です。仕事を極めていrく領域でもあるでしょう。ただ、受け身で待っていても「おもしろい仕事が回ってくる」ことはほとんどありません。機会は自ら見つけ出すものなのです。自分がつまらないと感じている仕事の中に、探究心を持っておもしろさを見つけ出すことも能力のひとつだと思います。そんな能力も身につけると退屈のない人生になると感じます。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳 運営 執筆