連続がつくりあげる
「選択の連続が自分をつくりあげる」と言われています。たしかに振り返れば、毎日の行動の決定は選択の連続です。時間をどのように使うのか、どう配分するのかは選択の連続です。世の中の成功哲学は、最終的に「習慣化」に収束していきます。これも、選択の連続が最終的に習慣化になり、時間配分を形成できるようになることを指しています。時間の配分ができれば、自分が希望することが達成できるという仕組みです。原則はシンプルであり、文章に書くと数行で終わってしまいます。ただ、実行できるかは別の次元のようです。細かい意思決定においても、重要さがあるのを感じます。
戦略的選択
ワークライフバランスの時代になりました。仕事と生活のバランスを取る時代です。ここでも、戦略的選択が求められています。まずは仕事面において、どのように選択していくのか、ピックアップしてみます。
・専門性の方向性:デジタル分野、マネジメント分野、現場スペシャリスト、専門職など
・働き方の選択:正社員、非正規雇用、など
・スキル:資格取得、スキル習得、DX、AI、など
まとめてみると選択肢は少ないように感じます。ただ、この選択肢もさらに細かく選択する場面があるのは事実。日々、細かい選択をしていることになります。万全の体調で仕事に行く、時間の全てを全力投球する、能力の出し惜しみをしない、といった選択ができる人は必ずといっていいほど、成功の曲線を描いていきます。速い遅いはあるかもしれませんが、一定の到達点までゴールしていくのです。
生活において
プライベート面においても選択の連続でしょう。こちらは正解がありません。何が良いのかも基準がないのです。しかし、そんな中で選択の連続に迫られます。ただ、感じることは、「選択肢が広がっている」ことです。思いつくままにピックアップしてみます。
・居住環境:都市部、地方、二拠点生活など
・健康:運動習慣、食生活、メンタルヘルスケアなど
・活動:趣味、地域活動、社会貢献(ボランティア)など
リモートワークも一時的に広がりました。そこから二拠点生活も推奨されるようになっています。二拠点の場合は、生活も豊かになりますし、バックアップにもなるので、今後は広がるのではないでしょうか。
まとめ
意識することは、毎日の細かい選択が自分を形成していくと理解することです。朝何時に起きるのか、何時に寝るのか、さえ影響してきます。自分のための学びであったり、読書も時間の蓄積がある人は必ず成長していきます。たった数分の違いによっても、10年、20年後には大きな差になるでしょう。この観点は、はやい段階で知っておくと損はありません。遅くになってから知っても挽回は大変になるだけです。
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