情報量のちがい

文字情報と映像情報では、情報量がちがいます。圧倒的に映像の方が情報量が多い。そのため、現場を学ぶには映像の方が速いときがあります。本当の学びは
・ホンモノを直接見ること
とされています。時間をかけて、距離を移動し、直接見ることがベストです。しかし、いつもそうすることはできません。以前なら、書籍が次の選択肢でした。しかし、今は映像が簡単に手に入ります。世界中の映像を見ることができます。翻訳機能も充実してきたので、日本語で見ることもできます。音声の翻訳もyoutubeで対応することになりました。自動吹き替えが実装され、言語の壁を超えていくことになったのです。日本語の情報は世界視野で見れば、やはり少数。英語圏など外国語の方が圧倒的に多いです。それをクリアするテクノロジーが誰でも手に入る時代になってきたのです。自動吹き替えは、まだ始まったばかりなので対応する動画はほとんどありませんが、これも1年後には当たり前のように自動吹き替えで動画を見ているでしょう。

ものづくりの映像

個人的な趣向として、「ものづくり」の動画をよく見ます。製造の現場を見ることができ、見学したときと同じような情報が得られます。取材して動画を作成する手間を考えると、有益な内容だと感じています。海外の製造現場も数多く公開されており、新たな発見があるものです。
・衛生面
・自動化(率)
・製造工程
・工場面積
・スピード
など映像なら、その内容がわかるのです。完璧にわかるわけではありませんが、情報量としては多い。業界研究にも最適だと感じています。

新しい分野を学ぶとき

苦手分野や新しい分野を学ぶときは、映像から入っていくのも、ひとつの方法でしょう。書籍から入るとストップしてしまうときは、映像、動画から入っていくと親しみが出てきます。理解が進むと、
・興味がわき
・理解が進み
・探究心が出てくる
のです。その最初の壁をクリアする手段として動画は最適でしょう。

まとめ

世の中には、数多くの業界があります。他の業界を知っておくことはとても有益。なぜなら、その業界のノウハウを応用できることがあるからです。他の業界に興味がない人は、今後生き残ることはできないかもしれません。業界という壁もなくなっていくでしょうし、融合することも普通になっていくからです。巨大な市場である自動車産業もスマホ化しているのを見ると、業界の枠組みにとらわれていては進歩がないのを実感します。

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