どれだけ集まるのか

2025年7月25日に開業するジャングリア。沖縄の新規テーマパークです。正式名称は「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」。森岡毅氏率いる株式会社刀が手がけるプロジェクトです。株式会社刀はマーケティング会社で有名。数々の実績を出しています。どれだけ人が集まるのか注目されています。

場所は北部

ジャングリアの概要は次のとおり。場所は沖縄北部になります。美ら海水族館の近くなので、人は集まるのではないか、と予想されています。美ら海水族館だけで年間300万人が訪れています。そのうちの何割かがジャングリアに流れていく予測です。投資額700億円のビッグプロジェクトであり、現地でも雇用が数万人創出されるので、期待は大きい。

開業日:2025年7月25日
場所:沖縄本島北部・今帰仁村
運営:株式会社ジャパンエンターテイメント(刀が筆頭株主)
投資額:約700億円
コンセプト:「Power Vacance!!(パワーバカンス)」
《主要アトラクション》
恐竜ライド(SUVで恐竜に追いかけられる体験)
ジップライン「SKY PHOENIX」(約19mの高さから280m滑空)
人間弓矢「HUMAN ARROW」
バンジーグライダー(地上約20mから急落下)
世界最大のインフィニティ風呂(ギネス認定)

認知率

では、オープン1ヶ月前のジャングリア認知率はどの程度か。まわりで確認していますが、半分程度の認知率です。テーマパークは認知率が90%以上欲しいところ。ほぼ日本の全人口が知っている状態が望ましいはず。その点は、マーケティングのプロである株式会社刀がよくわかっているはずです。これからどうやって認知率を上げていくのか、確認したいポイントです。

まとめ

地方のテーマパークは過去を振り返ると失敗ばかり。ほとんど全滅です。残っている方が少ないくらい。そのため、沖縄のジャングリアが成功するかは今後に影響が出るでしょう。旅行は回復時期に来ましたが、物価高騰もあり、旅行にお金をかける割合が減っているのが気になるポイントです。他の巨大テーマパークであるディズニーランドやUSJを競争することになるのか。別の顧客を獲得できるのか。沖縄というロケーションでのチャレンジはとても気になります。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazsine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳 運営 執筆 from2011