朝のエネルギー
夏が暑い。しかも、長い。昼間の生産性は落ちているはず。これを、挽回したいと考えるなら、朝の時間活用を考えるのもひとつの方法です。ビジネスパーソンにとって、朝の時間は、仕事のパフォーマンスを左右するポイントです。質の高い朝タイムは、集中力が高まり、仕事の効率を飛躍的に向上させます。就業時間に柔軟性があるならば、夏は早い出社時間もOKとするのも有益だと感じます。
パワーブレックファースト
『パワーブレックファースト』とは、朝の朝食時にミーティングをすること。もともとランチのミーティングを「パワーランチ」と呼んでいました。その派生系になります。ビジネスパーソンにとって、以下の効果が期待できます。
- 集中力・記憶力の向上
朝時間は、仕事への集中力を高めます。ミーティング内容も濃くなるでしょう - パフォーマンスの向上
能力や作業効率が高まります。暑さを回避し、仕事のパフォーマンスを最大化できます - 決断力・創造性の向上
脳の活性化が自然と発生し、的確な判断や新しいアイデアを生み出す力を高めていきます
忙しい方へのおすすめ
「時間がない…」
「集まる時間もない」
「ミーティングをすぐに設定したいのだが」
といった悩みは朝の時間活用で解決できるかもしれません。忙しい人ほど、朝の時間を活用しています。大企業においても、7時出社の会社もあります。大企業のCEOが朝6時から働いているのを公言しているのを目にしたこともあります。
また、夜の残業を朝残業に切り替えるよう会社がうながしているケースもあります。朝の方が同じ残業時間でも集中力がちがうからです。同じ時間数でもパフォーマンスに違いが出るでしょう。朝の方がパフォーマンスが高く、生産性も上がるのは理解できるのではないでしょうか。夜の残業の場合、疲労度が高く、時には眠気も襲ってきます。そのため、パフォーマンスはどうしても落ちてしまうのです。それを回避するためにも朝時間の活用は有効だと実感します。
まとめ
パワーブレックファーストは、ビジネスパーソンの仕事力を高めるための強力な時間です。今日から、朝時間を大切にして、パフォーマンス最大化を目指してみましょう。そんな日が週に1日でも増えるだけで、1ヶ月のパフォーマンスに違いが出てくるはずです。
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『経営情報Web Magazsine ファースト・ジャッジ』運営執筆 藤原毅芳(fjコンサルタンツ) from2011