ランキングを見て

「夏の絶景スポット」ランキングです。楽天トラベルの調査結果。観光地のランキングを見るときに、いつも感じることがあります。それは、人の頭の中に
・スポット名を知っている
・行きたいと思うポイントを理解している
ことがなければランキングに入らないということ。知らなければ行くこともありません。知っていても、「行きたい」と思うポイントがなければ候補にもあがりません。知名度を魅力度の双方が備わって、はじめてランキングに入ると感じます。

ランクスポット名(都道府県)
1位千葉県 マザー牧場
2位北海道 ファーム富田
3位長野県 上高地
4位滋賀県 びわ湖テラス(びわ湖バレイ)
5位富山県 黒部峡谷トロッコ電車
6位広島県 宮島(厳島神社)
7位沖縄県(石垣島) 川平湾
8位沖縄県 古宇利島
9位沖縄県(宮古島) 伊良部大橋
10位山梨県 河口湖

魅力とは

魅力については、他を圧倒する魅力度が必要だと感じます。そのポイントは1つだけでいいのです。複数はいりません。また、他のポイントは、
・不便
でも大丈夫。場所が遠くて交通手段があまりない状態でもいいのです。時間がかかるほど、またそれがストーリーになるので、旅行の醍醐味に変化することもあるのです。

ランキングを見ても、北海道、沖縄が4ヶ所もあり、時間も費用もかかる場所が選ばれています。交通手段を考えてみても、自動車、レンタカーしか行けないところもあり、どこも便利とは言えません。

まとめ

このランキングのスポットの半数以上は行ったことがあります。どれも「絶景」ポイントだと感じています。普通では見ることのできない景色がそこにあるのです。景色はVRでは再現できません。映像としては再現できますが、空気感、香り、風、湿気、などはまだ再現できないのです。そのため、ツアリズムは残っていくと予想しています。ただ、VRで見た景色は、「リアルで見てみたい」という感情も発生していくことがあるので、VRにも意味があると思っています。旅行と食事は最大のレジャーなので、関心は高く、今後も残り続ける領域。進化を今後も確認したい分野です。

家族で行く人気スポットランキング【2025年最新】
https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/ranking/scenicspot-family

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『経営情報Web Magazsine ファースト・ジャッジ』運営執筆 藤原毅芳(fjコンサルタンツ) from2011