関心は「AI戦略」
業界団体や全国規模の会議だけでなく一般社団法人や学会など、経営者が集まる会する場が戻っています。集まる人数が戻りつつあるのを感じます。その中で、「経営とAI」に関する要望が増加。そろそろ、導入しなければいけないのか、という判断をしたい時期になるのでしょう。ChatGPTが復旧してちょうど3年間が過ぎており、この傾向は、心理的にも説明ができる流れです。
増加している主な要因
「AI」が主要テーマとなっている背景には、下記の要因ではないかと予想しています。
焦点
これまでのAI技術は専門的なトピックと見なされることが多かったのに対し、現在の生成AI技術は、経営判断、業務プロセス、製品開発といった企業の根幹に直接的な影響を与え始めています。
この変化に伴い、リーダー層の関心は「AIとは何か」という技術的な側面から、「AIを自社の競争優位性のためにどう活用すべきか」という戦略的な側面にシフトしています。経営戦略としてAIを位置づける必要性が、講演テーマへの高い需要につながっています。
不安
AI活用が進む企業とそうでない企業の間に、生産性や成長率の面で格差が出てしまうのではないか。そんな不安が増長する時期です。この状況に対し、リーダーが「AIを導入しないこと」が企業存続のリスクになりうると思い始める時期でもあるのです。
そこで自社の現状を把握し、遅れないよう、あるいは一歩先んじるための具体的なヒントを得たいという、現実的な課題意識が需要を後押ししていると考えられます。
今後
実際にAIが経営の現場に導入されるかは、いくつかのハードルがあります。単にAIのツールをいくつも導入し、複雑になりすぎても使わないだけです。ミニマムから始め、部分的に最適化を図ることが正解のようです。
まとめ
ビジネスはタイミングによって決まります。タイミングを見逃すと遅れをとることになります。遅れないためにも一歩先を歩んでいることがポイントではないでしょうか。常に最先端を触っておくことの重要性が、これからは問われるタイミングになると感じます。
↓下記は毎年開催されている一般社団法人の様子。リアルに集まる場は刺激を感じながらエネルギーの交換をしている場だと感じます。さまざまなところで活躍されている方の話を聞くと共振することがあり新たな気づきにつながります。

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