fjconsultants Blog:4,589投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆
使える内容か
小型建機も電動化。
バッテリー交換式でコマツから出す予定です。(2021年中に発売予定)
バッテリー関係は自動車のホンダが開発。
コマツとホンダのコラボ商品。
実際には、1本の電池パックで何時間稼働するのか気になるところです。
というのも、小型建機を使用する場面では稼働時間が長くなるときがあるからです。
どうしても今日中に現場を終わらせたい。
そんなときは8時間ではなく12時間になることもあるのです。
夏だとサマータイムではありませんが仕事始めの時間が早くなります。
日が沈むのも遅いので稼働時間は長い方が現場完了間際には重宝されるのです。
その点、バッテリー交換式だから問題ない、と打ち出してくるでしょう。
この小型建機ではバッテリーパックを2本使用。
それを数秒で交換できるのが特徴になっています。
しかし、交換が頻繁に必要となると電池パックを持ち歩くことや充電することの手間がかかり普及しないのではないかとも思えてきます。
電動バイクから流用
ホンダの電池パックはもともと電動バイクで発売されています。
その電池バックを流用しています。
2018年から電池パックは公開されており、それがバイク→建機へと展開されているのがわかります。
https://www.honda.co.jp/etechnology/mobilepowerpackworld/
https://www.honda.co.jp/BENLYe/
https://www.honda.co.jp/PCXELECTRIC/
まとめ
電動化は電気自動車と同じく、距離や稼働時間が気になってしまいます。
電気自動車も登り坂を走行すると一気に電池が消費されてしまう。
小型建機でも使い方によって電池消費が変化するのではないでしょうか。
その点をクリアしなければ普及するサイクルに入らないように感じます。
現在公開されている情報やカタログを読みましたが、一回の電池パックで何時間稼働するかは見つけられませんでした。
その点が公開されたときに確認していきたいと思います。
分野としては注目の領域です。