シーグライダーとは
移動手段の中で、水上を移動する乗り物は船を連想しますが、「シーグライダー」というジャンルがあるのをご存知でしょうか。移動するときには3つのモードを選びながら移動します。
1)船体(通常の船のように移動する)
2)水中翼(高速船のように船体を浮かす)
3)地面効果飛行(実際に低空で飛ぶ状態)
の3モードが可能な乗り物です。そのシーグライダーが100%電動化されつつあります。試験飛行が始まっているのです。
Regent:Coastal Travel.100% Electric.
https://www.regentcraft.com/
シーグライダーの概要
Regent社のシーグライダーは、次のような乗り物です。
・12人乗り
・水上のみ運航
・電動シーグライダー
・現在の航続距離300km
・次世代バッテリーになれば航続距離450km
となっています。見た目は、小さなプロペラが12個ついた飛行機のように見えます。
提携
この企業、米国にあるのですが、日本のJALと提携しています。https://press.jal.co.jp/ja/release/202310/007663.html
シーグライダーが実現すれば日本でも運航されるのでしょう。楽しみです。個人的には、珍しい乗り物は一度体験したいと思っています。たとえば、大分県のホバークラフトは乗ったことがあるのですが、運航停止していました。それが最近復活したので、また乗りたいと思っています。船体が新しくなったので、違いを体験したいと考えています。ホバークラフトも水上移動としては、高速移動できる手段です。(時速80km) https://hoverdrive.jp/ja/
まとめ
乗り物の進化は移動距離を拡大してくれます。シーグライダーの場合、運航するのに滑走路のような施設は不要です。そのため導入しやすいのです。また日本は海に囲まれているので、運航する場所は増やすことができます。船の代替だけでなく、高速移動できる手段として活躍すると人の移動経路も増えていくと思います。
——————————-
スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazsine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳 運営 執筆 from2011