発言が将来を決める
人の発言はその人の将来を決めています。たとえば、「ない」しか出てこない人がいます。「ない」というのは、
- チャンスがない
- 条件が合わない
- 環境がない
- 意欲がわかない
- 評価されない
- 答えが見つからない
- 売れる製品がない
- 予算がない
- 顧客がいない
- 集客できない
という言動です。40代50代の人に多く見られます。なぜなのでしょうか。40代50代といえば、経験も豊富で、このような困難な状況を打破するチカラを持っているはず。しかし、そうではないのです。
時代に追随していない
過去の成功体験に固執しているのが原因と考えられがちです。まちがっていませんが、時代に追随していないことも大きな要因だと考えています。35歳以上になってから経験する新しいツールは受け入れられないものです。そのタイミングで意図的に新しいツールを使いこなす人以外は、「ない」という考えになっていくのでしょう。新しいツールを習得できれば、「ない」ではなく「ある」にすべて書き換わるからです。
自分に問いかける
「ない」という思考が条件反射的に出てくる人は、それを意図的に「ある」へ変えなければなりません。そのためには、自分に対していつも問いかける習慣を身につけることです。
・「ない」が出現したら「どうすればできるのか」
を自問自答するのです。
・どうしたらチャンスをつくり出せるのか
・どのようにしたら条件が合うのか
・どうしたら環境をつくり出せるのか
・何をしたら意欲がわくのか
・評価されるのはどのような結果を出すべきなのか
・答えが見つからないときにできることは何か
・売れる製品を見つけるにはどうすればいいのか
・予算がないならその制約の中で何ができるのか
・顧客数が不足しているなら、どうやって増やすのか
・新しい集客手段をどうやったら構築できるのか
と問いかけることがスタートなのです。
まとめ
発言は怖いです。なぜなら、発言した内容を証明するように人は行動するからです。「ない」と発言したら、「ない」ことを証明し始めるのです。証明するまで、その行動を止めることがありません。そうであるならば、「あるかもしれない」と発言した方がいいでしょう。ビジネスは可能性を追求する場であり、「ない」を証明する場ではありません。「ない」を証明する時間はムダであり意味がないと感じます。
(下記動画は上記文章をAIで読み上げさせています。人の動きもAIが自動生成しており撮影はしておりません↓)
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