外国人ドライバー育成プロジェクトを始動
インパクトの大きな内容です。クロネコヤマトとベトナムの企業が
・大型トラックドライバーの採用・育成プロジェクトに合意し、基本合意書を締結
したのです。
・拠点間輸送を担う大型トラックドライバー
として教育・採用する内容です。
・毎年100人採用
・5年間で500人採用
の計画。
物流業界は
他の物流企業においてもベトナムやインドネシアの方をドライバーとして育てる計画があります。それほど人手不足が深刻であり、人手不足による物流の減少が目の前に迫っているといえるでしょう。
高速道路を走っていると連結トラックを見かけることが増えてきました。ドライバー1人で2台分の荷物を輸送することができます。しかし、連結ドラッグの台数はまだまだ少ない。解決策としてはまだ弱いのです。そのためにこのような外国人のドライバーの育成が選択されたのでしょう。
育成期間
育成期間は1年半を予定しています。その後日本で5年間働くことになります。毎年100人の育成を予定しており、5年間で500人というかなり大きな人数を計画としてあげています。他の物流企業に関しても同じように合計で500人の採用を希望しているところもありで、本当にドライバーの不足人数が大きいことを示唆しています。
まとめ
このような外国の方の起用は、他の業界でも広がっていくのが予想できます。しかも、1企業が年間100名の採用を継続するのも普通の光景になるのでしょう。いずれ、話題にもならないのかもしれません。
発表企業:
FPTジャパンホールディングス株式会社(本社:東京都港区)
ヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区)
合意内容:
特定技能制度を活用したベトナム人の大型トラックドライバーの採用・育成に関する基本合意書を2025年11月12日に締結。
外国人ドライバーの採用・育成プラットフォームを構築し、物流業界全体の輸送力強化に貢献。
背景と目的
日本の大型トラックドライバーの平均年齢は50.9歳(全産業比で6.8歳高め)。
輸送力強化のため、将来を見据えたドライバー育成が急務。
ベトナムでは海外就労希望者が増加しており、優秀な若者の国際的流動化が進んでいる。
FPTグループの教育ノウハウとヤマト運輸の安全教育を融合し、外国人ドライバーの育成・定着・成長支援の基盤を構築。
採用・育成プロセス
1)ベトナムで入学希望者募集
2)ベトナムで育成(半年間)
3)日本で育成(1年間)
4)日本で勤務開始(5年間)
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2025/newsrelease_20251113_1.html
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