手強い相手との交渉の場へ臨むとき
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「なかなか手強い相手でして・・・
A案とB案のどちらかを提案したいと
迷っているのです。
どちらの方がいいでしょうか?」
上記の質問を受けました。
経営の場においては、関係会社との
調整など交渉の場が多数あります。
では、先ほどの質問について。
さあ、どちらにすればいいのでしょうか。
比較すれば、A案とB案のどちらが有利か
はっきりします。
それで答えが出ます。
しかし、・・・
交渉に臨むには、それだけでは
ありません。
原則があります。
1)交渉がはじめる直前まで
こちら側の結論を決めておかない。
↓
これは、どういう意味か?
交渉が開始されるまで、さまざまな
情報が入ってきます。
それによって、こちら側が切る
カードを変更できるのです。
最高のカードを切るために、最後の
最後までだらだらと引き延ばすべき
なのです。
もうひとつの原則
2)こちら側のカードをすべて見せない
↓
すべてを見せた段階で交渉は
終了しています。
何枚カードを持っているのかを見せない。
カードを交渉の進行によって1枚ずつ
見せて行く。
原則を知っておくだけで、交渉の場は
こちら側に有利になります。