ビジネスは実験の連続です。
細かい作業の集まり。
その手法には、原則があります。
試すとき、変えるのは一部分だけを
変化させて試す。
通販や大手ネットショップはいつも
やっているそうです。
見ている人によって画面が違うのです。
以前、Amazonがボタン形状を実験して
いたのが話題になったことがありました。
実際の場面でたとえば、
営業配布用のチラシを作るとしましょう。
1)まず、色を変えてみる。
背景の色を3種類用意します。
それを顧客に配る。
反応の違いを測定します。
これで色が決まります。
2)次に、見出しのフォントを変えます。
これも3種類。
同様に測定。
これでフォントが決まる。
3)次に、商品写真。
これも3種類で測定。
これで写真が決まります。
4)キャッチコピーを変える、等
このサイクルを続けること。
これがマーケティング。
地道な作業です。
研究開発、実験と同じ。
通販会社が研究経験者を採用するのも
同じこと。
【現状不満足】
という前提で取組むのです。
現在の世の中は多様性に向かって
います。
こんなとき、地道なトライアンドエラーが
継続できる人が求められています。
いま、ビジネスで成功するのに
求められる資質は、
素直さ
愚直さ
頑なさ
の3点なのです。
社内にこの資質を持った人が
少なければ、教育するか、採用が必要。