技術・知識の共有なんてできるのか?
暗黙知を形式知に、なんて簡単にできるのか?
体験の共有なんてほんとに追体験できるのか?
という疑問が現場では出てきます。
ベテランが体験を話す。
これは重要なことです。
しかし、話しを聞いただけで自分の
行動を変えられる人は1割以下しかいません。
ては、その先どうするのか?
ここに仲介役が必要です。
触媒、翻訳者とも言いますでしょうか。
成功体験の話しをまとめ、落とし込む
人のことを指しています。
成功体験には、
1)判断ポイント
2)行動のコツ
の2つがあります。
このポイントを理解すること、
コツを使えるようになることによって
ようやく実践できる内容になります。
成功体験から、仲介役は探り当てる
作業をヒアリングしながら見つけるのです。
成功体験を話している本人が
気がつかないことも敏感に察知
しなければなりません。
「ちょっと、待ってください。
そのとき、判断してますよね。
何を察知したのですか?」
と掘り出していく導き。
深さが求められるのです。