顧客満足のはき違え
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【顧客満足】をはき違えている人がいます。
法人相手に営業をしている人の中に多い現象。
【顧客利益】と【顧客満足】がセットになって
実施されていればいいのですが、
【担当者満足】だけを満たそうとするのです。
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目の前の担当者だけを「喜ばす」ことしか
考えていないので多くは【値引き】という
行動を選択しがちです。
これでは、顧客の会社にとっては
【安い】
という利益しか得られません。
顧客の会社内でも話題にならないのです。
「ただ単に安いだけの会社」
でしかないのです。
【顧客の利益】というのは、顧客の会社にとって
「仕入れ金額が安く」なることだけでなく
「将来の利益を生みだす」ことの方が重要。
将来の利益を生み出すために
【情報を提供する】
【人を紹介する】
【アイデアを提供する】
【リサーチしてあげる】
ことが可能なはずです。
「顧客の会社に利益がもたらされる」結果を出して
はじめて、顧客の社内でも話題になり、仕事が
広がりを持つのです。
法人に営業をしていて、
担当者しか知らない、
担当者としか話しができない、
という営業さんは、この
【顧客満足のはき違え】
という軸をもとに自分の行動内容を
見直してほしいところです。