優先順位とバランスで経営のセンスを磨く
- 更新日:
- 公開日:
「経営はセンスですよね?」
と、ある社長さんから聞かれました。
ようするに、結果が出ている会社の
経営者には【センス】があり、
結果が出ない経営者には【センス】がない、
と解釈しているようです。
もともと【センス:sense 】とは、
「五感、または感性」
のことを指して使われています。
言い換えれば
「経営は感性だ」
ということですね。
それは、そのとおりですが、もともと
備わっていた感性だけで経営力が
決まるわけではありません。
経営という感性も向上させることができる
と思っています。
ではどうしたら、感性が向上するのでしょうか。
感性という感覚をつきつめて考えてみると
【優先順位】と【バランス】
の2つに集約されます。
この2つの要素を向上させることが
「経営のセンス」を向上をもたらします。
【優先順位】という順番と
【バランス】という判断基準。
経営のセンスを磨くということは、
自分の中に順番と判断基準の
【目盛り】を刻むことなのです。
課題に直面したら、
1)どこから手をつけるのか(優先順位)
2)どこで判断するのか(バランス)
の2点にフォーカスして考えること。
この蓄積がやがて、経営のセンスを磨き、
細かい目盛りを刻み込むことが可能に
なるのです。