新規開拓ができる営業を分解すると
【クロージング力】
がはずせない要素となっています。
営業さんが年代を問わず、伸び悩むのも、この
新規開拓ができるか、できないか、の差。
成果を上げ続ける、達成感を味わう、醍醐味を知る
のも、この【クロージング力】なしには到達できません。
では、【クロージング力】は、どうすれば向上するのでしょうか。
【クロージング力】とは、
【察知力】と【囲い込み】
の2つに分かれています。
もともと、「クローズする」というのは、顧客のまわりに
壁を一枚ずつ立てて、囲い込んでいくことなのです。
押し売りすることではありません。
押しが強い人=クロージング力が強い
と思っている人が多いですが、まちがいです。
顧客の要望をひとつずつ満たしていくこと。
顧客の課題をひとつずつクリアしていくこと。
そのために、どこまでこちらが【察知】できるのか。
これが試されているのです。
【察知】のポイントは、
「質問の数」と「沈黙の長さ」です。
顧客から質問が増える時、
沈黙が長くなる時、
を察知するのです。
ポイントを察知できれば、あとは、
【囲い込み】のパターンを数多く持っているだけ。
ひとつずつ、丁寧に壁を立てていくことなのです。
小さな実践から、結果を出すたびに、【クロージング力】は
向上していきます。
【クロージング】にも基礎があることを忘れないでいたいです。