最近、似たような事例が重なったので

まとめておきます。

相手(顧客)に対して、ルーズさを許可すると

そのルーズさは時間とともにエスカレートして

しまう、という事実についてです。

たとえば、

営業さんが顧客のためにと思って

【値引き】

を安易にしたとします。

すると、次も【値引きできる】と顧客は

思い込むわけです。

その【値引き幅】は時間とともにエスカレートし

大きくなってしまうのです。

支払いについても同様。

いったん支払い(入金)が遅れることを

認めてしまうと、これも時間とともに

どんどん支払いは遅れるか、金額が

増えてしまうのです。

また、顧客に対して、【サービス】部分を

増やしてしまうと、最初は「ありがとう」と

感謝されますが、そのうち、そのサービス部分が

当たり前になってしまう。

顧客から、【今回はないの?】と当初サービスだった

ものを催促され当たり前のものになってしまったり。

景気後退時期には、このようなことが

起こりやすいので、基準をつくって

【これ以上は、できません】

と言えるようにしておくことが大事です。

歯止めをかけておかなければ、社内にも

ルーズさは蔓延してしまいますから。