「やさしい人」が多い時代だと感じています。
年代を問わず、会社内でも
「ものわかりのいい人」
の割合が多い。
リーダーの中にも多いと感じる日々です。
「スタッフには、きついことは言いません」
「嫌われたくないですから」
と答えるリーダーの方がいます。
そんなリーダーに
「きついことを言わなかったら、そのスタッフの
将来はどうなりますか?」
と聞いてみました。
やさしいリーダーほど、この問いには、答えられないのです。
答えは、
「仕事できない人になる」
が正解。
やさしいリーダーの元では、人は育ちません。
よっぽど自立しているか、自発的な人でなければ。
やさしいリーダーも悪意があるわけでもなく、善意で
やさしくしています。
「自分の子どもには、そのようにやさしくするのですか?」
と問うと、
「いえ、できる人になるよう、時には厳しく言います・・・」
と。
そうですよね。
それが、本当のやさしさ、愛情だと思います。
ということは、リーダーの方が今までやさしくしていたことは
表面的なやさしさ
であり、愛情をともなったものではなかったことになります。
今、必要なのは、
【愛情をともなった、厳しさであり、やさしさ】
だと言えますね。