時代は変わりますが、残しておきたいものもあります。
リクルート創始者 江副浩正氏の「マネージャーに贈る言葉」。
第1章に書かれてある通り、マネジメントの才能は生まれながらではない。
99%意欲と努力の産物である、と。これには、共感します。
また、「マネージャーの任務は高い業績を上げることにある。」と
明確に言い表していることは特筆すべきところ。
ここを見落としてマネージャーを語ることはできません。
<第1章>
マネジメントの才能は、幸いにも音楽や絵画とは違って、
経営の才は、後天的に習得するものである。それも99%
その証拠に、10代の優れた音楽家はいても、
<第2章>
マネージャーに要求される仕事には、際限がない。
要求されている様々な仕事のうち、一番大事なことから手がける。
るような人は、優れたマネージャーとは言えない。
目の前にある仕事の中で、
<第3章>
社内にしか人間関係を持たないマネージャーがいる。
うでは、会社はいずれ滅んでゆく。
会社もまた、社会の一組織体であるから、
<第4章>
“上の方で決まったこと”
の信頼と支持は得られない。経営の方針や義務のルールは、
らのものとしなければならない。そのためには、
その上で、自らの方針、考え方を交えて、
<第5章>
メンバーをよく理解しようとすることもマネージャーにとって大切
それよりもっと大切なことは、マネージャー自身の方針、考え方、
せることである。マネージャーとメンバーとのよい人間関係は、
<第6章>
優れたマネージャーは、人に協力を求める時、”
“仕事を良いものにするためには誰に頼むのがベストであるか”
誰とでも一緒に仕事ができるようにならなければならない。
<第7章>
マネジメントに携わる人は、
の仕事に熱中している時は、他の仕事に手がつかない、
きで、マネージャーには向かない。
<第8章>
『1000人分のパーティの招待者宛名を書き上げ、
10人でやれば何日かかるか?』算数では答えは1日だが、
日かかることもある。
人が増える時には、手順を変えるなり、
<第9章>
会議の目的がわからなくて、会議の能率を下げる人がいる。
か、自分の役割は何か、
をよく把握する必要がある。
会議の効率を上げる人と、下げる人では、
<第10章>
マネージャーの任務は高い業績を上げることにある。そのために、
れている。
<第11章>
経営者が数字に弱ければ、会社は潰れる。
優れたマネージャーとは言えない。
<第12章>
マネージャーには、
を駆使して仕事を効率的にすすめるためには、
し、同時に日常的に自分自身の手で動かしていなければならない。
コンピュータを使えない人は、
<第13章>
与えられた時間は、誰にとっても同じだ。
間を有効に使うかにかかっている。
経営者は、効果的な時間の遣い方を知っていなければならない。
<第14章>
「政治家には嘘が許されるが、経営者には嘘は許されない」
経済活動はお互いの信頼関係が基盤となっている。
ことはまれである。
言葉や数字に真実味が感じられないマネージャーは、
<第15章>
自分のメンバーを管理するにはさして苦労はしないが、
、と苦労する管理者が多い。しかし、
相互理解を深めること。
そして上長の強みはそれを活かし、
<第16章>
“忙しすぎて考えるための時間がない””
する人がいる。しかし、仕事と思索を分けて考えることは、
なぜなら、
<第17章>
業績と成長は不可分であって、
マネージャー自身の高いモチベーションが業績を生み、
<第18章>
“もっと期限が先ならば””もっと人がいれば””
嘆くマネージャーもいる。マネジメントとは、限られたヒト・
の最大活用を図ることである。
経営の成果は常に、それに投入された経営資源(ヒト・モノ・
ばならない。
<第19章>
我社は永遠の発展を願っているが、
も、マネージャーの大切な仕事である。
ある。
<第20章>
仕事の上では、”したいこと””できること””なすべきこと”
であろうか。”できること”
かれない。
“したいこと”ばかりでも問題だ。将来のため、
なこと、