消費が落ち込んでいる、と言われています。

確かに、モノの売上は減少しています。

しかし、支出のすべてが減少しているわけでは

ありません。

【モノを買うより、体験を買っている】

のが現状です。

 一例では、夜の皇居があげられます。

グループでジョギング、ランニングを

している方々を多数見ることができます。

ピークでは5kmの皇居周りを1000人程が

走っていると言われています。

気がつくのは、20代、30代のグループが

多いことです。

体験する、経験する、ことに価値を置いて

いるのです。

モノを所有することに飽きてしまっていることの

反動でしょう。

モノを買えば買う程、置き場所に困り、

最後には捨ててしまう。

そんなことを子どものころから繰り返しながら、

モノより体験、経験の方が価値があると

気がついたと推測されます。

支出の内訳は時代によって変化していきます。

この変化を遠くから眺め、近くで凝視し

変化に気がつくべきだと感じています。