「負のスパイラルから抜け出せない」

とは、ある会議での一コマ。

受注している案件がだんだんと粗利率が

低くなっているが、受注金額が大きいため

どうすることもできない状態での発言でした。

売上の20%を越える受注が1社に集中すると

何を要求されても断ることができなくなるものです。

危険水域ですね。

そのため、冒頭で説明したような状況が

起こってしまうのです。

意外によく見られるケースであり、

また解決策の手を打っていないケースが多いのが特徴。

解決策は思い切って

「顧客を入れ替える」

「案件を入れ替える」

しかありません。

1社依存度が高くなる時は、会社の売上も

上昇しているので、なかなか手を打てないことは

わかりますが、ここは、冷静に判断すべきところです。

また、負のスパイラルに入ってしまっているならば

現状を維持しながら、新規の顧客への取り組みも

同時で取り組むしかありません。