新しい素材の量産化がはじまると、日頃使っている
商品の材料も変化していきます。
そんな、新素材の量産化が記事に出ていました。
・セルロースナノファイバー(CNF)
という素材です。
「植物繊維を細かくしたCNFは炭素繊維に近い
強度と軽さを兼ね備える。樹脂と混ぜ合わせて
自動車部品に使えば1台あたり約20キログラムの
軽量化につながる」
とあります。
炭素繊維の競合素材ですね。
量産化の製造元は、製紙業界。
炭素繊維の製造とは業界が違います。
ただ、セルロースナノファイバーの製造原価が
まだ高価。
これが安価になれば、大きく広がるかもしれません。
製造量を10倍にする会社も出てきました。
今後の広がりを確認していきたいですね。
【出典】
植物から新素材量産へ 炭素繊維に近い強度と軽さ
日本製紙が国内初 車部品や消臭紙おむつに :日本経済新聞