日産自動車が電気自動車リーフを発売開始

してから5年以上が経過しています。

累計販売台数は、21万台。

米国テスラ社が2017年に販売開始する

電気自動車は、1週間で予約が32万台。

この差はいったいなんであろうか。

雑誌記事によると

・日産自動車は環境意識の高い大衆をターゲットとしていた

と解析。テスラ社は、

・目立ちたい人とクルマで走りたい人をターゲット

としている、と。

電気自動車というジャンルでは全く同じですが

アプローチの手法が違うわけです。

単に商品を販売するならば、

・知名度をあげる

ことによって普及させます。日産自動車は

環境意識の高い人すべてに訴えかけたのでしょう。

もう一方のテスラ社は、電気自動車という枠に

とらわれず、

・カッコよさ

を最初から求めていました。

ブランド構築を優先させたとも言えます。

最初に1000万円クラスのスポーツカーを

発売し、次に1000万円クラスのセダンを

出してきました。

その間、「買いたいけど買えない」という

気持ちになる人(目立ちたい人たち)を

増やしてきたといえるのです。

それが400万円クラスの車種販売によって

一気に火がつきました。

それが1週間で32万台の予約という結果と

なったわけです。

ブランド構築という観点からいえば

高級商品から発売してきたのは正解であったと

いえるわけですね。

 

【出典】

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/111800013/041800001/?n_cid=nbpnbo_mlp