経営は先を見る仕事です。

先を見る、ということは過去を考える時間を

減らすことになります。

過去とは1秒前も過去のことになります。

昨日のことも、先月のことも、過去です。

大切なのは、これからです。

これからどうするのか、だけなのです。

しかし、人の思考は過去にとらわれがち。

ああすればよかった、

なぜこんなことになったのか、

とただ悲観してしまう。

しかし、過去に戻って修正することは

できません。

ならば、前を見て進むしかないのです。

これからは、前を見て、先を見る時間を

増やす時期に来ました。

先の予測を常に考える時期に来たのです。

「まさか」という事態、「想定外」という状況に

なる可能性が高いからです。

万が一に備えて、ということを念頭に置いて

判断していくことになるのです。

こんな時は小さな変化に過剰に反応しなければ

ならないのも確かです。

そこに答えがあるからです。