【fjコンサルタンツ365日Blog:3327投稿目】
アマゾンジャパンが書籍を印刷会社から
直接調達する形式を取りはじめました。
アマゾンジャパンが出版社に直接発注した
雑誌などを印刷会社から直で自社倉庫に
入れることになります。
いわゆる取次店の存在を中抜きする
形になります。
現在、アマゾンジャパンと直接取引きをしている
出版社は300社弱。
出版社全体の1割程度だと予測されますが
この割合が2割を越えてきた時に一気に
流れが変わるでしょう。
出版業界は雑誌が売れない状態が続いていますが
去年はマンガ本も大幅ダウンしています。
こうした状況の時は、既存取引きルートだけでなく
新たなルートを模索するのが普通になります。
今後、直接取引きの形態が新たにあらわれて
くることも予測ができます。
経営において既存ルートを利用することが
優先されますが、状況が悪化すれば簡単に
崩壊する、ということです。
今回は中抜きという形であらわれただけです。
【出典】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26392390R30C18A1TJ2000/
